令和元年、私に初の子供が産まれました。
出生した時から約2500gと小さめではあったものの、3カ月目くらいまでは、母子手帳の成長曲線内下部をギリギリ保って、順調に成長していました。
しかし、3カ月を過ぎるころから徐々にミルクの飲みの量が増えなくなり、600㎖前後しか飲まなくなってしまいました。
もともと出生時より各所に疾患があった為、治療で大学病院等で定期的に受診し、診察して頂きましたが、抜本的な治療も処方されない状態でしたので、いろいろ試しました。
現在も苦戦中ですが、現在は低出生児用の粉ミルクを試しています。
以降に、試してみたことをまとめてみました。
1.低出生児用粉ミルク(実践中)
現在、低出生児用の粉ミルクを試しています。
飲む量がどんなに頑張っても増えてくれない為、100㎖あたりの栄養価を増やして体重を増やす作戦です。
『粉ミルクの栄養価とは?』
粉ミルクは各社よりいろいろな種類が出ています。
粉ミルクのパッケージに書いてある栄養表示を見ると「100gあたり」の栄養が書いてあります。
栄養の種類にはさまざまありますが、ここでは簡略にkcalについてみていきましょう。
当初は粉ミルクのパッケージに記載されている「100gあたり」のkcalを見比べて、多いものを選定・購入していました。商品名でいうとアイクレオ(グリコ)です。
しかし、飲む量が限られているわが子へのミルクの選定が間違っていることに気付きました。
この100gあたりのグラムとは何をさしているのか。100gとは粉100gあたりを示しています。
ミルクを作るときにはこの粉を付属の計量スプーンで測り、お湯に溶かしていきます。どのメーカーの粉ミルクもスプーン一杯で20㎖のお湯となります。
ここで重要なのはスプーン一杯の粉の量が各製品で異なることです。
つまり、100gあたりの栄養価が他の製品よりも見かけ上少なくとも、20mlをつくるのに必要な粉の量が多ければ、㎖あたりの栄養価は高いミルクとなるのです。
上記を踏まえ、私が試した粉ミルクの製品ごとの栄養価(kcal)をまとめると下のようになります。
製品 |
パッケージ 記載の栄養 (kcal/100g) |
スプーン 一杯の量 (g/20㎖) |
20㎖あたり の栄養 (kcal/20㎖) |
|
ビーンスタークネオミルクPM | 480kcal | 3.2g | 15.36kcal | |
アイクレオ | 523kcal | 2.54g | 13.28kcal | |
ほほえみ | 506kcal | 2.7g | 13.66kcal | |
E赤ちゃん | 512kcal | 2.6g | 13.31kcal |
『我が家で試している粉ミルク』
前述の表から、我が家では今、ビーンスタークネオミルクPM(雪印)を子供に飲ませています。
1日の飲む総量は変わらないものの、2週間での体重の増加量が200g(約15g/日)まで改善しました。
低出生児用のアイクレオ(医師の処方のみの販売)についても、かかりつけ医と相談しています。
そろそろ離乳食に移行していく月齢ですが、今後もいろいろ工夫をしていきます。
2.失敗事例
今は粉ミルクの選定により、㎖あたりの栄養価を高くする方法を試しています。
しかし、今に至るまでは飲む量を他の子と同レベルまで増やす為、いろいろ試しました。
以下に失敗事例ではありますが、うちで試したことを紹介します。
『哺乳瓶の種類』
かなり、色々試しましたが飲む量は変わりませんでした。
今はグリーンスタークの哺乳瓶を使っています。
ピジョン
ピジョンスリム
ピジョンスリム(乳首イソプレンゴム製)
グリーンスターク
ヌーク
『消毒の仕方』
もともとはクレトンの錠剤タイプを使用していましたが、ニオイを嫌がり飲まない子もいるということで、煮沸消毒を試しました。
飲む量が変わらなかったのと、煮沸消毒の手間から、やめました。
『哺乳瓶の締め方をゆるくする』
哺乳瓶の締め方をゆるくすると、哺乳瓶の中に空気が入り込みやすくなるため、内部負圧になり、頑張ってもなかなか吸えない子に良いという情報から、試しました。
これについては、飲む量に変化はなかったものの、ピジョン等の取説にも書いてあることなので、今も注意しています。
『欲しがるまでずっと待ってみる』
試しましたが、4、5時間空いても一回あたりの量が増えず、1日の総量が400㎖を下回る日もあったため、すぐに中止しました。
ちなみに、体の大きさにもよるものの、脱水症となるボーダーラインがこのあたりとのこと。
3.まとめ
かなりたくさんの方法を試しましたが、なかなか上手くいかないものですね。
子供は十人十色。
悲観的にならず、どんどんいろいろなことを試すのが、何より大事と思い、これからも子育て頑張ります。